ニキシー管時計のアプリ

下の画像のような数字をどこかで見たことがあるような気がするが、思い出せない。ニキシー管という名称は認識していなかった。同じようなものは1920年代からあったが、普及したのは1950年代で、電卓に使われた1960年代にピークを迎え、1970年代には発光ダイオードや蛍光管に取って代わられた、絶滅したデバイスだ。
ニキシー管 – Wikipedia

Nixie2

これいいねと思い、調べていたら、 iTunes の時計アプリがあることを知り、欲しくなった。無料のものを含めいくつかあるが、満足のいくクオリティのものは以下の三つだ。

Divergence Clock
こちらはデモ動画がかっこよく、隣の管に光が反射するのは他のアプリにはないもので、綺麗だ。管が等間隔に並んでいてピリオドがあるのがいい。使ってみたいが、私の古い型のiPod touchでは動かない可能性があるので購入していない。

Nixie Clock
残る二つのどちらにしようか迷った。こちらは管の側面が垂直で、安定感のあるデザインでかわいいのでこちらにした。”9”の上のまるい部分が大きいのもいい。
Nixie Clock
選択できる項目は、12時間表示か24時間表示か、2:00か02:00か、管の大小、スリープ機能の入切、ちらつきが強か弱かなしか、明るさの調節ができる。管の大きさを小にして画面を横にしないと秒が表示されない。シンプルな時計だ。

Nixie Tube Clock
こちらは数字が明るく、”5”の形が独特なところがいい。それほど高いものではないのでこちらも買ってしまった。
Nixie Tube Clock
選択できる項目は数字の色(オレンジ、黄色、紫、青、緑)、管の数8(HH:MM:SS)、6(HHMMSS)、5(HH:MM)、アナログ表示、日付表示するかしないか、年月日の順番、スリープ機能の入切。日付表示にすると毎分50秒~55秒の間に自動表示される。秒を表示させると画面は縦でも横でも表示される。画面をタップしたり、本体を振ると数字がランダムに表示される。特にどうということのない機能だが、美しい。

有料アプリなんて初めて買った。時計を二つも買ってどうするのか。両方、それぞれいいところがあり、後悔していない。新しい機種にしたら、残りのひとつも買ってしまいそうだ。

火の色に似たやわらかい光と数字のフォントがかわいいところに惹かれる。写真の通り、暗い部屋で使っていて、見ていると落ち着く。

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