去年は映画をあまり見なかった。やっぱり物欲に囚われるのはよくないね。今年はもっと見て行こう。モニターも増税前に大きいのを買ったし。
かなり好きな映画で何度も見ている『ボーイフレンド』(ケン・ラッセル監督 1971)をまた見た。映画全体の紹介ではなく、細部を見ていきたい。ツイッギー演ずるポリーが舞台でボーッとしてステップを忘れて舞台袖にはけて、座長に「ルビー・ステップだ」と云われて押し戻される。この部分、“Do well! Ruby Keeler!”と云っているようだ。ルビー・キーラーは『ボーイフレンド』にも影響を与えた『四十二番街』(ロイド・ベーコン監督 1933)に出演している。
これがルビー・ステップだ。
こちらはステップはないが、また別の映画、『泥酔夢』(レイ・エンライト監督 1934)のもの。この動画を初めて見たときは、何だこれはと度肝抜かれた。映像は驚異的で、歌詞もメロディもロマンティックだし、ルビー・キーラーの笑顔がかわいい。振付家バスビー・バークレーの名もそのとき知った。狂ってるねー、こういうの大好き。
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