カメラに凝り出してカメラグッズを色々見ていて、カメラマンジャケットとかフォトグラファージャケットと呼ばれるものがあることを知った。
確かにかっこいいけど高いよ! そんな金あったらレンズ買うわ!
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これは買う候補だったことがある。だが、どうしても欲しいというところまでは至らなかった。
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カメラ用の肩掛けバッグとトレッキング用のリュックのふたつを身に着けて山歩きをしたことがあるので、ポケットが多いアウターがあれば便利だろうなという実感はあった。縦のポケットが四つ付いていてフードがあるデザイン、これは米軍のフィールドジャケットM-65でいいんじゃない?
うわー、懐かしき高円寺! 高円寺には好きなものが3つありまして、古本、古着、喫茶だね、私の場合。この動画で紹介されているSAFARIの向いにも名曲喫茶ネルケンがあるんだよ。
古着屋に行ったらミリタリーコーナーをチェックするようにしていたが、丁度いい感じのが見つからなかった。ネットでたまたま見かけてピンと来たのがオーストリア軍のフィールドジャケットだった。大きなポケットで望遠レンズも入るし、小さいレンズを付けたミラーレスカメラも入る。スナップなのでボタンやファスナーより出し入れしやすい。ポケットの中のものを落とす心配もなさそうだ。
オーストリアと云えば記事「Voigtländer(フォクトレンダー)BESSA-L ファインダーのないフィルムカメラ」のカメラブランドVoigtländerの故郷だ。
ボロボロまで行かない程度に絶妙にヤレた感じがたまらない。
私のはこの動画のと年式が違い、ゴアテックスではなく同等品のシンパテックスだった。思ったより厚手で冬でも着られそうだ。
サイズの見方は最初の数字が胸囲、その次が丈の長さでI/IIはショート丈、III/IVはレギュラー丈、V/VIがロング丈とのこと。ロングもかっこいいけど上のポケットと下のポケットが離れすぎて間延びするので、私は一番短いのにした。
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モスグリーンすぎるとコテコテのミリタリーになってしまうが、ブラウンがかった落ち着いた色味でいい感じだ。これなら森の中で目立たない。記事「『さっぽろ野鳥観察手帖』で撮影した鳥を同定」のような撮影のときも鳥から警戒されないはず。やっぱり軍物は利益を出すために作られたものではないから実用的、機能的で質が高いんだよね。素晴らしい、気に入った!