腕時計は「小径」が新定番だと雑誌に載っていた。中国市場の影響という消極的な理由であるところが情けない。私の感覚ではケース幅38mmなんて全然小径のうちに入らない。36mmで、まあ普通。今、本当に小径と云えるのは34mmのTIMEX(タイメックス) MARLINのみだ。
これは時計屋で実物を見て、珍しいサイズだなと気になった。店員に「気になる時計があればお出ししますのでおっしゃって下さい」と云われ、普段だったらわざわざ出してもらうことは少ないが、このときばかりは「あっちにあったTIMEX」と云って見せてもらった。
最近、YouTubeでよく見ている時計屋さんのチャンネルで紹介されているJUNGHANS(ユンハンス)のMEISTERも綺麗な時計だ。似た感じのを持っているので、どうしてもこれが欲しいとまでは思っていないが、私も欲しくなるタイプの時計だ。15年前の復刻で約33mm、その頃はそういうサイズが出ていたのだな。お客さんのコレクションの画像にMARLINも入ってるね。
地元のヴィンテージも扱っている時計屋の店員によると、全体的にデザインは昔に戻ってきているが大きさは大きいままとのことだ。気に入ったデザインがあっても、レディースでは小さすぎ、メンズでは大きすぎと感じることがよくある。復刻MARLIN以外にも、もっとこのサイズで色々なデザインがあればいいのに。
やっぱり私は時計好きである以前にレトロ趣味だから、時計も当然ヴィンテージまたはヴィンテージ・デザインが好きだ。下の画像の時計はSEIKO(セイコー) ALBAのVIENTで、いつの時代のものかはっきり分からない。ヴィンテージでもないし高級でもない普通の日本のクォーツ時計だが、メンズでケース幅33mmのこんな洒落た時計が売られていた時代もあったんですねー。
これを買った当時はSMITHS(スミス)の存在など知らなかったが、こういう雰囲気が好きだったのでSMITHSを見てすぐに欲しくなった。
記事「小さいダイバーズウォッチが欲しい」シリーズもちょいちょいページビューがあるから、小さい時計が好きな人はいるはずだ。私の手持ちも流行の最後尾を走り続けて、一周遅れで最先端になれるか?
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