「 映画 」一覧
『グランド・ホテル』 優雅なリアルタイム・アールデコ
東京の古本市で『グランド・ホテル』の原作を手に入れたので、久しぶりに映画を見た。安いDVDを持っていたのだが、これが廉価版というよりはむしろ劣化版と呼んでよい代物だ。古い映...
『ミッドナイト・イン・パリ』のフランス語音声字幕
『ミッドナイト・イン・パリ』(ウディ・アレン監督 2011)を気に入ったのでブルーレイを買おうと思ったが、日本版には日本語の字幕しか付いていない。英語の字幕があった方がいいので、輸...
『ミッドナイト・イン・パリ』 パリの蚤の市はリアル・ノスタルジー・ショップ
『ミッドナイト・イン・パリ』(ウディ・アレン監督 2011)が公開されたときは、フランス映画じゃないという理由で観なかった。その後、フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビ...
『メリエスの素晴らしき映画魔術』 二十年がかりで修復された百十年前のカラー映画
以前から興味あった19世紀末と最近凝っている20世紀をつなぐものがありそうで『メリエスの素晴らしき映画魔術』を見たのだが、話が21世紀まで飛ぶとは予想外だった。ほぼ映画関係...
20年代パリのモダーンな人々の絵
記事「『華麗なるギャツビー』にも出てきた1920年代ダンディズムな絵 ライエンデッカー(レインデッカー)」に「”The Great Gatsby”のペーパーバックの表紙の絵について...
インディ・ジョーンズは日本に来たか
コール・ポーターの名前を知る前から、その音楽には馴染みがあった。『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』のオープニング、”Anything Goes”だ。これも30年代を舞台にした映画...
コール・ポーターの伝記映画『五線譜のラブレター』と『夜も昼も』
『優雅な生活が最高の復讐である』(カルヴィン・トムキンズ 新潮文庫)にコール・ポーターの名前がよく出てきて、この時代の音楽に興味あったので、伝記映画『五線譜のラブレター』(...
『オペラ座の怪人』(1925)の彩色版
『オペラ座の怪人』(1925)のモノクロで仮面舞踏会のところだけ赤い色が付いたバージョンがあるのは知っていたが、これは全体に一色付いていて、仮面舞踏会のところはフルカラーに...