腕時計用クリーナー+コーティング剤 クリスタルガード・クロノアーマーは実際のところどうなんだろうと思っていた。この商品の開発を持ちかけた方の長文を全部読み、ムラにならない、汚れを閉じ込めないとのことなので数か月前に買ってあった。
腕時計用コーティング剤クリスタルガード・クロノアーマー誕生の秘密から最強施工法まで
クリスタルガード・クロノアーマーで腕時計に傷がついたという悲劇
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最近買ってよく着けている記事「SINN(ジン)556.A コクピットクロックのような質実剛健ドイツ時計」の時計の風防が無反射コーティングされていて、これに使えるかどうか、上記の記事を読み直した。無反射コーティングはいつか剥がれるという話なので、悪影響があってはよくないので。すると、問題ないどころか「風防の透明度が大きく上がり、まるで風防が消えたかのように見え、文字盤の詳細が更に美しく見える。」とのこと。よし、使おう。もっと早く読み直せばよかった。
正直、劇的に変化するわけでもない。よくなった気がする。このヘアライン、傷つけないように使いたい。
でも傷だらけもかっこいいというジレンマ。綺麗な状態を保ちつつ、自然に使い込んだ感じになっていけばいい。
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《追記》
一晩経ってから見てみると、やっぱり変化はある。これまでも色々な時計に使ったことはあるが、ここまでの変化は感じなかった。ヘアラインが立っている感じが薄れた。施工前からサファイアクリスタルガラスの風防がないように見える感覚はあったが、さらにクリアになった分、ダイアルの黒の深み、白黒のコントラストが弱まった気がする。ケースも針もダイアルも輝いている時計にはよいのかもしれない。SINN 556にはちょっと合わなかったような気もするが、保護力は上がっているのだろうから、よいとも悪いとも云えない。
(2020年11月15日)
とは云ってもヘアラインがなくなってしまったわけではない。よく云えば上品な艶になったとも云える。グレイが濃くなった。風防も見慣れたら違和感がなくなった。本当に変化しているかどうか、私の気のせいかもしれない。後戻りはできないので、その後も重ね塗りしている。
(2020年11月16日)
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