ファム・ファタルはフランス語だ。映画やオペラ『ホフマン物語』の原作読んでいると、ファム・ファタル的な話で、ホフマンはドイツでよりもフランスで人気があり、フランス文学にも影響を与えたそうなので、19世紀のファム・ファタルの流行にもホフマンの影響があるのではないか、というのは根拠のない思いつきだが。
ホフマン「砂男」の自動人形からヴィリエ・ド・リラダン『未來のイヴ』、ジュール・ヴェルヌ『カルパチアの城』への流れが実に興味深い。これはロボットについてともつながってくる。作家や作品が音楽と関係あるところも調査が必要だ。
この『フランケンシュタインの花嫁』みたいなオランピアの『ホフマン物語』、全部見てみたい。