記事「SINN(ジン)556.A コクピットクロックのような質実剛健ドイツ時計」の時計に革ベルトを合わせたいと思っていた。ラグ幅は20mm。合うはずのベルトは色々持っているのに、時計の実際のラグ幅が極わずかに広いようで、どうもしっくり来なかった。
私が欲しいのは黒革に白ステッチだ。純正ベルトは牛革で16,500円ってぼったくりすぎ。
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目を付けたのはドイツの革ベルトメーカーだった。RIOS1931の18mmのベルトはすでに持っていた。
コードバンのもので、セールで半額以下になっていたときに買った。
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厚みも光沢も素晴らしいベルトで大変気に入った。付いている時計はドイツ風デザインというだけでドイツ時計ではない。
これの20mmがあれば欲しいものだが、日本の通販サイトでは在庫がない。どこかに売られていないかと探して見つけたのがこちらのサイトだ。
Watch straps and more from Watchbandcenter.com
ここならRIOS1931の20mmもある。すぐに買ってもよかったが、ちょっと思い出したのはこちらの商品の店長コメントだ。FLUCOは全体的にラグ幅に対して大きめに作られているという。せっかく買っても合わなかったら悲しいので、大きめの方がいいだろう。
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FLUCOのコードバンは日本のサイトにもあるが、私の欲しい黒革白ステッチがない。
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Watchbandcenterでデータをよーく見比べて検討した。RIOS1931は実物も持っていて、素晴らしいベルトであることは間違いない。FLUCOの方が少し高いが、ホーウィン シェル・コードバンという響きにはかなり心惹かれるよね。靴や財布でもその名を耳にするホーウィン社。ebayに少し安めに出品されていたのでFLUCOを注文した。送料入れて約7,000円くらい。それが今日届いた。
どこにも社名が刻印されていない。裏もコードバン。
ボコッと飛び出た独特な形がどうなの?と思ったが、腕に着けてみると気にならない。
幅はまったく問題なし!
RIOS1931(右)は上品な作りで表面はなめらか。厚みがあり、しっかりしている。
FLUCO(左)は切りっぱなしで荒い、無骨な作りで表面にややざらつき、細かい傷がある。柔らかく、すぐ腕に馴染む。
RIOS1931は墨のような黒、FLUCOはより深みのある黒。どちらもテカテカしていない上品な光沢で素晴らしい。
いいね! やっとこの時計の存在感に負けないベルトが手に入った。