ストリート・オルガン 音だけではなく存在自体に哀愁が漂う楽器

ストリート・オルガン 手回しオルガンAn organ grinder with a monkey, photographed in 1892.

ストリート・オルガン(街頭手回しオルガン)の音が好きだ。この音をどう説明したらよいか。プカプカした軽快な音で哀愁もある。人が抱えられるくらいの大きさのものは映画で見たことあるが、大きなものはかなり大きく、千葉県佐倉市が交流のあるオランダから購入した最大級のものは778kg、幅6m、高さ2.8mだそうだ。おおまかに云えばハンドルを回し、ふいごから空気を送り演奏する。付属の楽器は種類によって大太鼓、小太鼓、シンバル、木琴、アコーディオン、ヴァイオリン、チェロ、フルート等色々だ。

と云ってもよく聴いている愛好者というわけでもなく、しばらく忘れていた。以前、興味があって調べても、あまり情報がなかったのだ。CD屋のクラシックコーナーの店員に聞いても知らない場合がほとんどだった。思い出して調べていて、オルゴールの小さな博物館を知った。今年閉館したらしい。知っていれば行くことができたが、知らなかった。

博物館のWebサイト内のサイバーミュージアムに画像や動画があり、素晴らしすぎる。客が来ないから閉館したのかもしれないが、集客できないものに価値がないということではない。

オルゴールの小さな博物館 公式ホームページ

動画は”street organ”、”barrel organ”で探せばいくらでもあるが、目についた小さなものと大きなもの。

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