『シャーロットとしろいうま』の日本語版と原書を見比べて原書を買った話

シャーロットとしろいうま

銀座にある児童書の書店 ナルニア国で見てすぐに気に入った『シャーロットとしろいうま』ルース・クラウス著, モーリス・センダック画)の洋書”Charlotte and The White Horse ”だが、約2,400円と高いので買わなかった。調べてみると日本語版が冨山房から約800円で出ていて、こちらでいいと思い、大きな本屋に探しに行った。ナルニア国に日本語版はなかったのだ。

少女と白い馬の交流を描いた、別にどうということのない話なのだが、絵がとても綺麗だ。見返しの花柄も落ち着いていて美しい。

シャーロットとしろいうま 見返し

日本語版のこの部分を見て花柄が明るすぎる気がして嫌な予感がしたが、全体的に明るく、色が薄い。印刷技術によるものか、わざとかは判らない。子供向けだから明るめがいいと思ったのか、明るめにした方が馬が真っ白に見えるからそうしたのか。これは微妙な違いではなく、はっきり云って全然駄目、お話にならない。思い切って原書を買った。もらった図書カードがあったので全額現金ではないが。通販で買わずに実物を見比べてよかった。

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