過去に書いた『オペラ座の怪人』の二種類のフランス語バージョンについての記事が断片的だったので多少修正してまとめる。
映画『オペラ座の怪人』フランス語版
映画『オペラ座の怪人』(ジョエル・シュマッカー監督 2004)フランス語版を見た。DVDはAmazon.frで約千円、送料が約千五百円かかる。フランス語を理解できるわけではないが、日本語や英語で何度も聴いていたので普通に見られた。フランス語の字幕がある。
英語のミュージカルだがフランスが舞台なので、やはりフランス語は雰囲気に合う。クリスティーヌとラウルの声は”Roméo & Juliette”の人らしく、私は詳しくは知らないが、クリスティーヌの声はかわいい感じだった。
(2011年9月24日)
フランス語はボキャブラリーが少ない
フランス語はボキャブラリーが少ないという。それなら少ない単語を覚えればいいかというとそうではない。短くて似たような単語で意味の違うものや、同じ単語で色々な意味があったりしてなかなか覚えられない。
何度も単語集を見返し、『オペラ座の怪人』フランス語版を繰り返し見ていたら、まだまだではあるが以前より多少は意味が解るようになってきて、フランス語はあっさりしているなと思った部分がある。タイトルは直訳で同じ意味だが。
”All I Ask of You”/”C’est tout ce que je veux”
(英)Let me be your freedom
(仏)Libre,Christine,tu es libre
(≒Free.Christine,you are free)
英語の歌詞で、とても美しくて好きな歌詞があるのだが、ここもあっさりめだった。
”The Music of the Night”/”La musique de la nuit”
(英)You alone can make my song take flight
(仏)Toi seule peux chanter ma mélodie
(≒You alone can sing my melody)
You TubeにDVDとは歌詞が違う動画があったので探してみたところ、英語からフランス語に訳してあるサイトがあった。あっさりにしか訳せないというわけではないようだ。
Paroles de la chanson «The Music Of The Night» (avec traduction) par Gerard Butler
(2011年10月11日)
『オペラ座の怪人』フランス語版の歌詞の違い
前回、『オペラ座の怪人』フランス語版の歌詞があっさりしていると書いたが、Amazon.frのレビューにも翻訳が駄目なバージョンだという書き込みがある。買う前に気づいていたが、どちらにしても買うつもりだったし、歌詞の違いなんて私には判らないだろうと思っていた。
レビューではラウルがDamien SargueではなくてFabian Richardのバージョンを薦めている。Fabian Richardのバージョンは確かにDVDとは違う。何故違うバージョンがあるのかは知らないし、聞き取る能力はない。
(2011年10月15日)
二種類のフランス語バージョン
前回、『オペラ座の怪人』フランス語版に何故違うバージョンがあるのかは知らないと書いたが、フランスの劇場公開版とフランス以外のフランス語圏版だった。
フランス版はロミジュリのコンビで、フランス以外のフランス語圏版はアンドリュー・ロイド・ウェバーの指導の下、ロンドンで録音されて、歌詞が凝っている。ファントムとクリスティーヌは両方同じ人だ。ファントムは感じが違うので別の人かと思った。フランス語圏版の方がいい。こちらも欲しくなってくる。
フランス版
フランス以外のフランス語圏版
この映画には気に入らない点もあるが、鏡に入っていくシーンは素晴らしい。
(2011年10月17日)
英語版のブルーレイを買ったらフランス以外のフランス語圏版が入っていた
ジョエル・シュマッカー版をブルーレイに買い換えようかと思い、以前書いた諸々の記事を思い出し、持っていない方のフランス語版について調べた。すると、英語版にフランス語の音声も字幕も入っているではないか。
買う前にキャストを調べたが分からず、多分大丈夫だろうと思って注文したところ、欲しかったフランス以外のフランス語圏版だった。驚いたのは送料が安く、速く届いたことだ。ブルーレイが約千円、送料が約五百円で二週間もかからずに届いた。値段がたいして変わらないので、私はAmazon.comに注文したが、不安な方はAmazon.co.jpでも注文できる。
(2014年5月15日)