『フランケンシュタインの花嫁』(1935)は過去に見たが、『フランケンシュタイン』(1931)と比べるといまいちという印象だった。最近見た『ブライド』 の元ネタということで、再び見てみた。
女の人造人間が最後の方に少ししか出てこないのだが、フランケンシュタインよりも狂っているプレドリアス博士(アーネスト・セシガー)がよい。メフィストフェレスのようにフランケンシュタインを誘惑する。ピーター・カッシングと同じくらいかっこいい。
『ブライド』 のパッケージには『フランケンシュタインの花嫁』のリメイクと書いてあるが、これはリメイクではなくて続編と云える。『ブライド』 の女の人造人間は、造られてから時間が経つにつれて多少の変化はあるが、見た目も話し方も動きも普通の人間と変わらないので、もう少しくらい怪物っぽい方がよかったのにと思う。