ホフマン ファム・ファタル 機械趣味
ファム・ファタルはフランス語だ。映画やオペラ『ホフマン物語』の原作読んでいると、ファム・ファタル的な話で、ホフマンはドイツでよりもフランスで人気があり、フランス文学にも影響...
ヴィリエ・ド・リラダンとワーグナー
『ピモダン館』(齋藤磯雄 小澤書店)収録の「ヴィリエ・ド・リラダンの墓」で、ヴィリエ・ド・リラダンの墓がペール・ラシェーズ墓地にあり、墓地のすぐ近くにヴィリエ・ド・リラダン...
ホテルがなければ空港に泊まればいいじゃない
二月に東京に遠征したとき、深夜に着いて早朝に帰る便が安かったので買ったものの、泊まるところをどうしようかと調べていたら、羽田空港国際線ビルが24時間開いていることが分かった...
ただでさえ本は高いのに
このニュース見て最初に思ったのは高すぎるということで、他の人も同じように感じているみたいだ。岩波に限らず、字を大きくして再版して値上げするではないか。 ■岩波書店、要望に応え...
人造人間による性的サーヴィス
これだけフランスと人造人間の話題が続けば『未来のイヴ』(ヴィリエ・ド・リラダン)に触れないわけにはいかないのだが、もう少し先になりそうだ。 「人造物語」(海野十三 初...
奇術師フーディーニのロボット映画『神秘の達人』
《「ロボット」という言葉ができる前のロボット》 ハリー・フーディーニは拘束されたまま箱に閉じ込められたり水中に投げ込まれたりして、そこから脱出する術で有名な奇術師だ。1874...
学天則 昭和初期の日本製ロボット
『ヒューゴの不思議な発明』の時代設定は1931年。ほぼ同時期の1928(昭和3)年に、日本で人造人間が作られた。京都で開かれた大礼記念博覧会に大阪毎日新聞社から出品された学...
『ヒューゴの不思議な発明』 マーティン・スコセッシ監督 映画をめぐる少年少女の冒険
マーティン・スコセッシ監督の『ヒューゴの不思議な発明』は最高の映画ではないかもしれないが、作品世界が最高に私の好みの映画だ。1930年代、パリ、時計、歯車、機械人形、奇術、...