『ヒューゴの不思議な発明』 マーティン・スコセッシ監督 映画をめぐる少年少女の冒険

『ヒューゴの不思議な発明』 マーティン・スコセッシ監督 映画をめぐる少年少女の冒険

マーティン・スコセッシ監督の『ヒューゴの不思議な発明』は最高の映画ではないかもしれないが、作品世界が最高に私の好みの映画だ。1930年代、パリ、時計、歯車、機械人形、奇術、...

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ピラネージ「牢獄」

ピラネージ「牢獄」

ピラネージの「牢獄」についてはゴシック関連の本によく書いてあり、版画が1、2枚載っている。『オトラント城綺譚』のホ-レス・ウォルポール、『ヴァテック』のウィリアム・ベックフ...

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『令嬢クリスティナ』 女の幽霊の恋物語 

『令嬢クリスティナ』 女の幽霊の恋物語 

『令嬢クリスティナ』(ミルチャ・エリアーデ 作品社)の帯に「巨匠エリアーデが描いた妖しくもエロティックな吸血鬼伝説」とあるが、明らかな吸血シーンがあるわけではない。著者がル...

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毒の娘 死の接吻

毒の娘 死の接吻

「ラパチーニの娘」(ホーソーン 1844 『毒薬ミステリ傑作選』収録)も「毒の園」(ソログープ 1908 『書物の王国5 植物』収録)も、有毒植物を研究するマッド・サイエン...

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『モンパルナスの灯』 恋と病と貧困と モディリアーニの晩年

『モンパルナスの灯』 恋と病と貧困と モディリアーニの晩年

ジャック・ベッケル監督、ジェラール・フィリップ主演の『モンパルナスの灯』(1958)は主にパリで活動したイタリア人画家モディリアーニの伝記映画だ。見ていて、これはモンマルト...

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万年筆裏返し 塚本邦雄の方法

万年筆裏返し 塚本邦雄の方法

『うつつゆめもどき=毒舌いろは加留多』(塚本邦雄 創元社)を読んでいたら、驚くべき万年筆の使い方が載っていた。 私の万年筆の使い方は、もし万年筆評論家がいたとしたら(いる...

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『間諜X27』 変身する女スパイ マルレーネ・ディートリッヒ

『間諜X27』 変身する女スパイ マルレーネ・ディートリッヒ

『間諜X27』(1931)はアメリカ映画だが、監督のジョセフ・フォン・スタンバーグはオーストリア出身、主演のマルレーネ・ディートリッヒはドイツ出身で、セットや音楽に第一次大...

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恐怖までもアムール フランスの恐怖演劇グラン=ギニョル

恐怖までもアムール フランスの恐怖演劇グラン=ギニョル

1897年、モンマルトルの丘のふもとに、グラン=ギニョル座という劇場が生まれた。人々は身の毛もよだつようなスリルを求めて、夜な夜なその劇場につめかけた。そこで上演されていた...

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『もう森へなんか行かない』 エドゥアール・デュジャルダン フランス好きの私の好きな小説

『もう森へなんか行かない』 エドゥアール・デュジャルダン フランス好きの私の好きな小説

私はフランス好きです。はじめから意識的だったわけではなく、おしゃれなイメージを気取っているわけでもなく、たまたま気に入った本や映画や絵画にフランスのものが多かった。何となく...

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『十二夜』 生き別れになった双子の妹が男装したら兄そっくり

『十二夜』 生き別れになった双子の妹が男装したら兄そっくり

十二夜とは、12月25日から12日目、一連のクリスマス祝いの最終日にあたる1月6日の顕現祭のことで、キリスト教国では古くからの陽気なお祭り騒ぎだそうだ。シェイクスピアの戯曲の映...

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