『フランケンシュタイン』はホフマンの「砂男」の影響を受けているのか?
『フランケンシュタインのライヴァルたち』(マイケル・パリー編 ハヤカワ文庫)の編者あとがきに、次のようにある。 自動人形についてはこれまで多くの優れた物語が書かれてきた。...
マニアの方のみご利用ください フランケンシュタイン関連
『フランケンシュタインのライヴァルたち』(ハヤカワ文庫)という本をAmazonで買ったのだが、その商品説明にこうあった。 強めの日焼がありますので、マニアの方のみご利用く...
”The Goldwyn Follies” ガーシュウィンの名曲無駄使い
”The Goldwyn Follies”(1938)はジョージ・ガーシュウィンの曲が使われているミュージカル映画で、是非見たいと思い海外盤DVDを買ってみたが、パッとしな...
ドラゴンボール探しのような本探し 『虚栄の市』がなかなかない と思っていたら意外なオチが
以前はシリーズものを集めるのに古本屋を歩き回って少しづつ探したりしたものだが、ネット通販が普及してからは探すのが楽になった。だが、そううまくいかない場合もある。 サッカレーの...
『バラと指輪』 サッカレー 19世紀イギリスの美徳は何か
『ラスト・タイクーン』の構想を編集者に説明する手紙で、フィッツジェラルドはヒロインについて、こう書いている。 何もかも幸運だらけの者になど、人々はただただ深い同情などは寄せない。...
映画『ラスト・タイクーン』(1976) 原作を再読してから
エリア・カザン監督の『ラスト・タイクーン』(1976)は20~30年代に凝っていた時期に一度見たが、退屈に感じ、二度と見ることはないだろうと思っていた。最近、フィッツジェラ...
薩摩治郎八 恋に芸術に浪費した巴里の日本人
薩摩治郎八と何者でしょう。1901年生まれ、木綿商の三代目、祖父の財産を喰い潰し、貴族でもないのに「バロン」と呼ばれる。美人の妻と死別し、戦後は無一文で帰国、後に三十歳下の...
『オペラ座の怪人』(1962) ハマー・フィルムのスパルタ・ファントム
最近、『オペラ座の怪人』(1925)の彩色版、『オペラの怪人』(1943)と順番に見たのは、ハマー・フィルム版のDVDを見る前の復習だった。ハマー・フィルム版は見たかったが...
『オペラの怪人』(1943) ファントム 怒りの復讐
『オペラの怪人』(アーサー・ルービン監督 1943)は過去に見たときにそれほど感銘を受けず、再び見たがやはり薄っぺらかった。ヒーロー役は警官とオペラ歌手と二人に分かれ、クリ...
KISS ポール・スタンレーの『オペラ座の怪人』
『オペラ座の怪人』について色々書いたが、これを忘れていた。ポール・スタンレーってあのポール・スタンレー? という感じだが、このポール・スタンレーだ。 YouTubeで...