記事「Voigtländer(フォクトレンダー)BESSA-L ファインダーのないフィルムカメラ」のカメラ、使えるレンズはすでに持っているからあとはボディだけ買えばいいというつもりで買ったが、それだけでは済まなくなってしまうのが不思議なところだね。
BESSA-Lは広角専用機として15mm、25mmのレンズと同時に発売された。やっぱり広角レンズもあった方がいいかな、でも15mmはかなり特殊だし、デジカメで24mm相当は持っているし、と考えていて思いついた。そうだ、35mmだ! 丁度ファインダーが35mmで使える。
実は前の記事に載せた画像にも写っているCOLOR SKOPAR 35mm F2.5にした。将来的にライカを買ったとしても使える。
BESSA-Lに合うLマウントのはあまり出回ってない。中古を探してそれほど安くはなかったのだが、カメラ屋の無料の小冊子(PDF)「おすすめオールドレンズ100選」に載っている相場の範囲だったのを買うことにした。
今は主にデジカメに付けて、3m目測を練習している。レンズに関して私はまだ違いが分かるほどの見る目はないが、ピントが合った部分の存在感、立体感が感じられる。
ストラップを付けるリングがなかった。画像は中古カメラ屋で店員に聞いてみたら店頭にはないと云われたが裏から出してきてくれたもの。丸か三角かどちらにしようか迷っていたが、とりあえずこのまま使おう。
ストラップはOLYMPUS(オリンパス)の中古。記事「OLYMPUS PEN-F アレコレしたい!」のときもそうだったけど、こういうデザイン、材質のストラップが今はないんだよね。私は好きなんだけど。
汚れていて、硬くなっていたので洗ってオイルやクリームでケアした。肩当ての部分は使わないのでブランド名はなくなる。
レリーズボタンは私はシルバーが好きなのでシルバーを選びそうになったが、ダイアルやレバーが全部ブラックなのでブラックにした。巻き上げレバーのペタッとした感じに合わせてローレットのないシンプルなもの。いいね! 似合っている。
ブラック/シルバー仕様完成! 俺の愛機という感じになってきた。
BESSAに興味惹かれて関連本を買って読んでいるとますます好きになるね。ステータスは関係ない、写真を撮るためだけの壊れない実用品というところがまさに私の好みだ。ここまで来たらBESSA-Rも買うか、バルナックライカにするか、迷う。とりあえず今あるものを使い込もう。
《追記》
たまにはブラウンのストラップに替えてみた。ブラックのストラップも好きだが、クラシックカメラのケース、ストラップはブラウンが多いので。日本の通販でオーソドックスなストラップは全然ないね。高いのを探せばあるのかもしれないが。ステッチの色を奇抜な色にしてみたり余計な刻印を入れたり。下の画像のは記事「中国の通販サイトAliExpressで時計ベルトを買ってみた」シリーズで数々の買い物をしてきたAliexpressでやっと見つけた。
(2021年10月9日)