本屋で雑誌FINEBOYS時計 VOL.15を見かけた。それによれば、ファッション時計の流行りはコレしかない! ”ダイバーズ”と”アンティーク顔”の二大巨頭時代に突入!したそうですよ。まさに私の好きなジャンルじゃないですか。
私のお気に入りの”ダイバーズ”と”アンティーク顔”。
この雑誌は高級機ではなく普通クラスからちょっといい時計まで数がたくさん載っていて、私が一年くらい前に買った、記事「アール・デコな時計の復刻版で満足していたはずが、やっぱり機械時計に興味惹かれるなあ」のLIP(リップ)がクラシック顔部門で堂々第1位になっていたのがちょっと嬉しかったので買ってみた。
そして、同じ日にTISSOT(ティソ)SEASTARのヴィンテージが届いた。記事「アール・デコなTISSOT(ティソ)の腕時計が加わり縦長スモセコ五人衆に」のA282Kより先に注文してあった。
TISSOTの旧ロゴっていいよなー、ヘリテージ・コレクションの復刻では旧ロゴだがサイズが大きいんだよなーと思いながらヴィンテージを色々見ていた。そのとき、ひとつ目に入った。ケース幅33mm、ブラックダイアル、シルバーのケースにゴールドの針とインデックス、バーはただの棒ではなく先がとがっていて中央に線が入っている。
一目惚れというほどではなく、チラ見して二度見という感じだった。チェックして後で検討しようと思っていたら出品が終わってしまい、やっぱり画像を見れば見るほど綺麗で気になるので出品者に在庫はあるか売り切れたか確認し、再出品されたのですぐ買った。年代ははっきりは分からないが、1960年代には文字部分は今のロゴと同じになっているから、もっと古いのではないかと思っている。
ブラックダイアルにバーインデックスは持っていなかったので、いいのがあれば欲しいと思っていた。TISSOT三本目なんだけど、TISSOT大好き男みたいじゃない? 好きだけどさー。見事にバラバラだ。だが、私の中のエレガンスで一貫している。記事「ネイビーのグラデーション、サンレイが美しいTISSOT SEASTAR 1000 小さくないダイバーズウォッチも欲しくなった」のSEASTAR 1000の直接のご先祖というのが嬉しい。”ダイバーズ”と”アンティーク顔”の二大巨頭だね。
TISSOTはドレスウォッチからスポーツウォッチまで色々出ていて、必ず好みの時計が見つかると云われている。派手さはなく、エントリープライスだけど質実剛健で歴史的には重要な存在というところがいいねー。
スイス老舗時計メーカーTissot、160年の歴史を支えた「連続するイノヴェイション」
Brand Story: File 14…Vintage Tissot. – JOURNAL – アンティーク腕時計専門店|アドヴィンテージ
記事「『ラ・ラ・ランド』っぽいシチズンの腕時計を落札」になんとなく統一感がありながらもバラバラと書いたが、その流れは今でも続いている。
シルバーケースにゴールドの針とインデックス。
シンプルなバーインデックスだけどスモールセコンド、センターセコンド、2針とバラバラ、色もバラバラ。このくらい個性がないのがお洒落ですねー。私がじゃなくて時計がね。
《追記》
元々付いていたステッチなしのフラットな黒いベルトがこの時計に合っていて、デザイン的に好きだったが、状態がよくなかった。替えベルトはコードバンにでもしようかと思ったが、記事「アリゲーターのベルトを買ってみた 腕時計の部品だと思うから高いのであって、アクセサリーだと思えばそれほど高くない・・・はず」のアリゲーターで散財したので、節約してBAMBIの普通のをヨドバシのポイントを使って手に入れた。付け替えたらいい感じになった。調子よく動いている。
小径にTISSOTの旧ロゴ、いいねー、気に入った!
(2018年12月18日)