記事「SEIKO5カスタム 時空を超えたGrand Seiko 5」のカスタムは確かに楽しい遊びだった。針とダイアル、インデックスの輝きは素晴らしかった。
安い時計だろうと堂々と着けれればいいと思っているが、やはりダイアル外周に隙間があり、デイデイトがずれているのは時計としての調和がとれておらず気持ち悪い。元に戻すことにした。
ちょっとはカスタムしようと思い、秒針を青く塗装してみた。一応使えることは使えるが、一部厚ぼったくなってしまい、自分的に納得いかなかったので止めた。この色は悪くなかった。
久しぶりに純正ダイアルに戻った。記事「SEIKO5 改造計画 白に見えるくらいのシルバーダイアルを日焼けさせたらシャンパンゴールドっぽくなるのか?篇」で窓際に置いて陽に当てていた。秒針は塗装に失敗したのでヴィンテージSEIKO5のもの。
そしてダブルドームサファイアクリスタルガラスを入れた。
いいね! 記事「SEIKO5カスタム 白黒シルバーのミリタリー風 STOWA(ストーヴァ)オマージュ」の時計もサファイアクリスタルガラスの効果で自分の予想以上に気に入った。こちらも素晴らしくよく見える、気がする。
結局ほぼ元に戻ったな。記事「SEIKO メカニカル SARB033 プアマンズグランドセイコーと揶揄されながらも国内外で高評価」の時計をはじめメカニカルやプレザージュでグランドセイコーっぽいのがベイビーグランドセイコーと呼ばれるので、このSEIKO5は生まれたてのBaby Grand Seikoとしておこう。カスタム前より気に入った。
やっぱりSEIKO5やメカニカルでSEIKOの機械式の素晴らしさに気付いて、いつかはグランドセイコーを、というルートはあったはずだよね。このSEIKO5がケース幅37mmなんだけど、このサイズ感のグランドセイコーなら欲しい。40mmでロゴが上に寄りすぎてゴチャゴチャしているのを使うくらいならこのSEIKO5で充分だと思っている。
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《追記》
久しぶりにSEIKO5を着けてみると、軽くていい感じだ。長い間、記事「SINN(ジン)556.A コクピットクロックのような質実剛健ドイツ時計」の時計ばかり着けていたから輝きが眩しすぎた。
記事「SEIKO5カスタム 白黒シルバーのミリタリー風 STOWA(ストーヴァ)オマージュ」のときも針の塗装がうまくいかなかった。メタリックブルーがせっかくいい色なので溶剤も買ってきてリベンジすることにした。こういうのはじっくりやりたいので、また週末あたりか。
(2020年12月14日)
うすめ液を使うと格段によくなった。プラモデルのサイト等を参考にし、筆にうすめ液を含ませるやり方で塗った。
私がこうしたいというイメージにかなり近くなった。前は塗料で覆われてしまっていたが、金属の輝きが残ったまま色が付く感じになった。
どうもホコリを封じ込めてしまっているような気がして何度かやり直した。まあ、こんなものかな。完璧にはならない。
エナメル塗料は乾燥が遅いのか。針の交換はまた明日だな。ダイアルが白っぽいから青い針が映えるはずだ。
(2020年12月19日)
完成!
写真撮るのが難しい。
エナメル塗料にしたのは正解だった。不自然に青すぎない、金属の輝きが感じられる色になり、おおむね満足だ。もうちょっと深い色でもいいが、肉眼で青みを感じられた方が面白いのも事実。
(2020年12月20日)
久しぶりに革ベルトにした。ほぼ白のシルバーダイアルのサンレイに青い針は見ていて飽きない。ほんのちょっと手を加えただけだが、かなり気に入った。
(2020年12月22日)