記事「SEIKO メカニカル SARB033 プアマンズグランドセイコーと揶揄されながらも国内外で高評価」の時計を買ってから初めて時計売り場に行ってみたが、やはりいいね、この時計。グランドセイコー、プレザージュは例外はあるものの全体的に大きめ、ピカピカしすぎだ。負け惜しみではなく、このサイズ感、六時側の文字も含めたダイアル全体のデザイン、飾り気のないステンレスブレスが私は好きだ。
ただ、針がちょっと惜しい。山型で線や夜光のないドーフィン針がよかった。またそういう美しい針の時計は別にあるんだよね。SEIKO(セイコー)ドルチェに。記事「SEIKO メカニカル SARB033 プアマンズグランドセイコーと揶揄されながらも国内外で高評価」にいつかは今のグランドセイコーじゃなくてヴィンテージが欲しい、キングセイコーでもいい、ロードマーベル36000バーインデックスの金銀二本狙いが現実的かと書いたが、もう機械式じゃなくてもいいや、このドルチェがかなりビュ~リフォ~なのでこれにしようと思った。
紹介記事を読むとますます欲しくなるね。
[レビュー]セイコー ドルチェ&エクセリーヌ SACM171
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実物も見た。ヴィンテージテイストがあり、単体ならどちらも本当にいい時計だと思う。だが、金銀二本だと統一感がないんだよね。革ベルトの色が同じというのも面白みがない。シルバーとゴールドのダイアルが同じ質感なら、ゴールドにもシルバーと同じ“DORCE”ロゴが入っていれば、金銀二本合わせて買ったかもしれない。検討した結果、まあ買わなくてもいいかな。よかったー、節約できた。
薄くて小さいドレスウォッチは前から好きで、持っている。小さい時計は日本人の腕に合うとよく云われるが、昔は欧米人もこういう時計を使っていたのだ。バーインデックスのスモールセコンド、センターセコンド、2針とバラバラ、色もバラバラ。左のSMITHS ASTRAL(スミス アストラル)と中央のTISSOT SEASTAR(ティソ シースター)はドーフィン針で、右のOMEGA De Ville(オメガ デビル)は特に薄い。ただしDe Villeは故障中だ。新しいのを買うより修理して使おう。