AliExpressで売られているOMEGA(オメガ)シーマスターやSEIKO(セイコー)ファーストダイバーのパクりウォッチにちょっと心惹かれたこともあったが、一万円から数万円も出したくない。六千円くらいならおもちゃと割り切って、こういうのがひとつあっても面白いかなと思った。ROLEX(ロレックス)サブマリーナーのパクりはパクりでも幻のエクスプローラーダイアルのパクり。
ステンレスブレスの中央のコマが光沢ありよりサテン仕上げの方が好みなので、記事「中国の通販サイトAliExpressで時計ベルトを買ってみた PART9」のブレスを付けようと思っていたが、合わなかった。光沢ありも嫌というわけでもないので、これをつかったり、トロピックタイプやNATOストラップなど色々替えてみよう。
ケース幅39mmで、40mmと比べるとやや小さめに見える。ねじ込み式リューズで、リューズを引くと秒針が止まるハック機能付き。中華ムーヴメントで、1日で10秒くらい進む。SEIKOに慣れていると進みすぎに感じるが、十分使える範囲だ。セラミックベゼルでもサファイアクリスタルガラスでもなく、ベゼルは両方向にスルスル回り、コストダウンされている。もうちょっと針が細くてアラビア数字の横幅があればよかったが、まあおもちゃだし、しょうがない。かっちりしたケースにドーム風防で、針の夜光とインデックスが日焼けしたような色で、思ったよりいい感じだ。
サブマリーナーのエクスプローラーダイアルオマージュは下記のようなカスタマイズできるブランドでそのうち作ろうかと思っていたくらいだ。上の時計はリューズガードが付いた1960年代モデルのパクりだが、WMTWatchならサブマリーナー正式発表前のモデルを再現できる。今のもなかなか楽しめるが、これで満足できなくなったら手を出してしまいそうだ。
せっかく買って気に入ったのに、外に出るならパクりじゃない方が精神衛生上よい気がして、記事「SEIKO メカニカル SARB033 プアマンズグランドセイコーと揶揄されながらも国内外で高評価」の時計を使ったが、帰ってまたベルト付け替えをした。このレザーがヴィンテージ感があっていいね。しばらくこれにしようかな。
《追記》
記事「腕時計のステンレスブレスの鏡面部分に紙やすりでヘアラインを入れる」でブレスをつや消しにした。よりヴィンテージ感が出た。
(2019年11月24日)
《関連記事》