RawTherapee 無料で大量のフィルムシミュレーションが使えるRAW現像ソフト

無料で大量のフィルムシミュレーションが使えるRAW現像ソフト、RawTherapeeをこちらの動画で知り、早速インストールした。

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 フィルムシミュレーション

 Fuji Film Simulation Profiles

説明通りにHaldCLUTフォルダをディレクトリ指定して再起動しても適用されない。なんでだろうとしばらく迷った。検索してもフィルムシミュレーションが適用されなくて困ったけど解決したという情報が見つからない。そこで上の動画を見直したら、スイッチを入れないと動かないとちゃんと説明されていた。

rawtherapee

記事「ZUIKO AUTO-W 24mm F2.8 OLYMPUS PEN-FでオールドZUIKO写ん歩」に貼った、そのままでもフィルムっぽい感じのでやってみよう。

RAWデータを開くとトーンカーブが自動調整されている。それをリセットした方がよい場合もあるようだが、今回はコントラスト低めなのでこのままにする。

鮮やかと云われるAgfa Vista 200を適用。分かりやすいように強さ100%のままだが、効きすぎの場合は調節できる。

試しに適用してみたPoladoid Polacrome。

ガラッとイメージが変わるLomography Redscale 100。

これもやってみるか。古いTAMRONズームでホワイトバランス太陽光で撮ったら青く写ってしまった。

まずはトーンカーブとホワイトバランスの自動調整のみ。ここからフィルムシミュレーションを適用していく。

Fuji XTrans Ⅲ-Classic Chrome なるほど、こういう感じね。

Kodak Ektachrome 100 VS Generic 鮮やかだ。

Polaroid 690 Warm 2- くすんでいるが濃い。

面白いので色々試してみよう。これはTAMRON28mm。JPEGでは明るいところが飛んでいる。今回はコントラスト強めだったのでトーンカーブの自動調整を切った。緑が綺麗に出るフィルムシミュレーションはどれだろう。

Fuji Velvia 100 Generic 緑と云えば箱が緑の富士フイルム。

Fuji Superia 100 2 こちらの方が落ち着きがあるな。

Fuji FP-100c 3 なんかすごく古めかしい感じ。と思ったらポラロイドなんだ。

夜はどんなものだろう。今回もトーンカーブの自動調整を切った。

Kodak Kodachrome 200 「夜」っていう感じがするね。

Kodak Portra 800 2 微妙な違い。

Fuji Superia 1600 2 古い写真のよう。

明るさがないとシャキッと写らないTAMRON SP 17mm F3.5だが、モノクロで撮ったらそれっぽい感じになった。1枚目がOLYMPUS(オリンパス)PEN-F、モノクロプロファイル3、粒状フィルム効果LOWのJPEGそのまま。それ以外はRAWデータにフィルムシミュレーション。PEN-F自体も優秀だな。

Kodak Tri-X 400 2

Fuji Neopan 1600 1-

Agfa APX 100

モノクロはAgfa,Fuji,Ilford,Kodak,Poladoid,Rollei、カラーはAgfa,Fuji,Kodak,Lomography,Poladoidと大量にあるので、好みのフィルムを探すだけでも大変だ。

いいね、これ、素晴らしい! 私のPhotoshopは古すぎて、Nikonはそのまま使える、OLYMPUSは変換しないと使えない、FUJIFILMは変換すらできないという不便を強いられているので、無料で全部使えるRawTherapeeを使わない理由がない。

解説書 
 Rawpedia

適用時に参考にした記事
 RawTherapeeでフィルムシミュレーション使用時、トーンカーブをどうするか?

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