記事「宝塚歌劇宙組『ロバート・キャパ 魂の記録』 シャッターチャンスは誰にだってあるはずだ」を書いたとき、ロバート・キャパもアンリ・カルティエ=ブレッソンも使っていたということで50mmのレンズが気になってきた。マイクロフォーサーズなら35mm換算50mmの25mm。記事「深夜の散歩のお供にVoigtländer(フォクトレンダー)NOKTON 25mm F0.95 マイクロフォーサーズ専用」のレンズはあるが、オートフォーカスのもあっていい。
候補はオリンパス M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8、パナソニック LUMIX G 25mm/F1.7、パナソニック LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4の旧型と新型。
M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 コンパクト オートフォーカスが速い フード別売り
LUMIX G 25mm/F1.7 軽い 安い フード付属
LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 高い ライカブランドで写りがいいらしい
どれを買っても後悔することはないだろう。PEN-Fとメーカーを揃えてZUIKOにしようと思ったが、安くはないのにフードが付いていない。思い切ってLEICAにしてもいいが、最近カール・ツァイスに金を遣ったので出費を控えたい。かなり迷ってLUMIXに決定した。特に下記のレビュー参考にした。
パナソニック LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.
m4/3ではオリンパスは解像度重視、パナソニックは雰囲気重視な印象です。
こちらもオリンパスほどカリカリなシャープさではありませんが、必要充分な解像度。
かつパナレンズにある柔らかい雰囲気がよく出ます。使ってみるとズミルックスの25mmほどデリケートな描写ではなく、どちらかと言えばリアルかつ明確に写るタイプです。その意味で例えるならズミクロンっぽい描写だと感じました。コントラストもズミルックス25mmよりも高いと思います。
「解像しているけどどこか柔らかみも併せ持っている」という印象です。女性や花を撮るのに向いているように思います。
中古ならもっと安い。レンズ沼に足を踏み入れていない人でも買いやすい値段だ。
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フードはいつでも夜でも付けた方がよいと聞くので付けっぱなし。大きさは結構ある。
パナライカ ズミルックスより軽くて寄れる。ただ、今までシルバーのレンズを買ってきたので今回もそうしたが、このデザインならブラックの方がよかった。そのうちライカも買うか。
全部JPEGのまま。特に面白みのある色味ではないが、そこはカメラの設定やRAW現像でどうとでもなる。
いいね! 何の不満もない。ライカブランドのレンズを作っているメーカーがライカより後に発売したレンズなので悪いわけがない。ヤシカ/コンタックス時代のツァイスに対するヤシカレンズのようなものだろうか。
よく初心者におすすめと紹介されるが、初心者向けじゃないレンズやオールドレンズを色々買ってきて、カメラ歴一年経ち、一周回ってたどり着いた。一本で広角的にも望遠的にもマクロ的にも使えて非常に便利なのでしばらく付けっぱなしにしている。
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