記事「CONTAX(コンタックス)のカメラが気になる今日この頃」から続くCONTAXが欲しい病は完治していないが、よーく考えてみるとこれ以上あれこれ手を広げるよりも今あるマウントを充実させた方がよいのではないかという方向に心が動いた。
『赤城写真機診療所』(赤城耕一 玄光社)とそのMarkⅡはちょっと立ち読みしただけで笑ってしまうような面白い本で、今年の1月1日に買った。
MarkⅡのフォトギャラリーで紹介されているPanasonic(パナソニック)LUMIX G 20mm / F1.7 II ASPH.に興味惹かれた。開放から素晴らしい描写をする傑作標準レンズ、これを知らずしてマイクロフォーサーズの標準レンズは語れません、マジでとのこと。スナップに使えるオートフォーカスのレンズを欲しいとは思っていて、ZUIKO 17mmを検討していたが、Panasonicはカメラ屋ではなく家電屋なのでノーマークだった。
|
|
神レンズとも呼ばれ、神ってほどじゃないよと云う人もいるが、十分いい感じだ。軽くて持ち歩きしやすい。
落ち着いてピントを合わせればシャープさがありながらもふわっとぼける。
結構寄れる。
普通の風景が普通に写る。
スナップはやはりピンぼけが多くなってしまい、なかなか難しい。修業が必要だ。
35mm換算40mmで、50mmよりは広く35mmほど広くない絶妙な画角。オートフォーカスが遅いと不評で、確かにその通りだが、私は記事「『さっぽろ野鳥観察手帖』で撮影した鳥を同定」でもっと暗いズームレンズで入り組んだ枝にとまった小鳥を撮るときに全然ピントが合わないのを経験しているので、それに比べれば問題ない範囲だ。
|
|
《関連記事》
Panasonic(パナソニック)LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH. 一周回って換算50mm 一本で広角的にも望遠的にもマクロ的にも使えて便利なレンズ