ここのところカメラやレンズを買いすぎているが、これは買ったのではなくうちに眠っていた。記事「OLYMPUS(オリンパス)PEN-F カメラに興味ある程度でそれほど詳しくない私が欲しくなったのはこれ やっぱりレトロ趣味」に親子二台とキャプションを付けて貼った画像のカメラ、OLYMPUS(オリンパス)M-1。
ファインダーを覗いたら黒い汚れがあり、これは使えないなと思っていた。だが、カメラに凝り始めるとファインダーに汚れがあっても写りには関係ないことが分かってきた。シャッターは動く。記事「Voigtländer(フォクトレンダー)BESSA-L ファインダーのないフィルムカメラ」でフィルムカメラも使い始めたし、このM-1も使ってみよう。
オリンパスOM-1 可愛さ・精悍さ・思想が同居した名一眼レフ
裏蓋を開けるとボロボロな状態の汚れがあった。そのときはモルトというものを知らなくて、なんだこれ、カビか?と思った。調べてみると遮光のためのもので、古いカメラのは劣化しているので交換しなければならないらしい。修理屋に依頼するか、どうしたものかと考えていたが、カット済みモルト貼り替えキットなるものがあることを知った。かなり色々な種類がある。M-1に合うものもあった。
全体的に状態がよくないから修理屋に診てもらった方がよい気もするが、とりあえず使ってから調子悪いか問題ないか判断しようと思い、モルト交換は自分でやってみることにした。キットは薄いスポンジと竹串のみ。使用方法はAmazonの商品ページに書いてある。
説明の通り、貼る前にテープを濡らせばやりやすい。
説明の「3台分入っておりますので、2回は練習する事ができます。失敗しても3回目にはきちんと貼り付けられるはずですので、安心です。」の「はず」って面白いな。細長い部分でねじれてしまって一回やり直した。
電池は今はない水銀電池MR9なので代替品を使うしかない。アダプターを使うとSR43の電圧1.55Vを約1.35Vに変換できるらしい。
その変換アダプターは高いので、安い方にした。同じものがAmazonよりAliExpressの方が安かったのでそちらで注文した。
電池はPR44。空気電池(PR41・PR44)は電圧が1.4Vなので水銀電池MR9の1.35Vに近いとのこと。アダプターが届くのに時間がかかったのでそのまま入れてみたら露出計は動いていた。まあ、アダプターを入れた方がスカスカにならなくていいだろう。
これで多分使えるはず。