INDUSTAR-61L/D 53mm F2.8 落ち着いた写りの旧ソ連オールドレンズ

同じような焦点距離のレンズばかり増えてもしょうがないんだけどね。Amazonで見かけたロシアレンズ、INDUSTAR-61の1,480円(送料3,000円)という値段に釣られて買ってみた。

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このゼブラ柄が記事「CANON(キヤノン)P 私にとって人生初のレンジファインダーカメラ」のカメラに似合いそうだったので。一か月くらい経って忘れた頃に届いた。

Amazonのページでは商品名が52mm、商品説明が53mmとなっていて、実際に届いたのは53mmだった。長い間製造されていたレンズで、時期によって違いがあるらしい。届いたものはかなり古びた外観なので初期型かと思ったが、絞り羽が10枚ではなく6枚なので過渡期のものだろうか。ランタンガラスが使われていて描写力が優れているとのことで、私のもレンズが黄色っぽく見えるから多分ランタンガラスだろう。

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まずはデジカメで。こちらも似合っている。

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それほど期待していなかったのだが、撮ってみたら「おっ!」と思うような色味の画が出てきた。

落ち着いた感じでかなり好みだ。

ピントが合ったところの立体感がいい。

クセはそんなにいらない、でもくっきり写るだけでは面白くない、でもふわふわガーリーまで行くとやりすぎという私の好みにぴったりだ。

気に入ったのでしばらく付けっぱなしにしていた。

フィルター枠は歪んでいるし、前玉に傷多めだが、この値段でこれだけ写れば文句ない。

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