腕時計の革ベルトの寿命が延びる、落下の危険性が低くなる、着脱が簡単になるというDバックル(Deployment Buckle)なるものがある。私は必要性をあまり感じていなかったが、記事「アリゲーターのベルトを買ってみた 腕時計の部品だと思うから高いのであって、アクセサリーだと思えばそれほど高くない・・・はず」のベルトを買ってからは、あった方がいいような気がしてきた。このベルトを買った時期は時計代も結構使っていて、数千円するDバックルを買うのも躊躇していたが、画像付きで買ったベルトのレビューを投稿して、採用されるとベルトをもらえるという企画で当たり、手に入れた。
小さいけど精密機器という感じがする。
これは両開き/観音開きと呼ばれるもので、開閉ボタンが付いている。腕時計のケースは鏡面仕上げの部分もサテン仕上げの部分もあるので、Dバックルはどちらでも似合いそうだが、サテン仕上げの方が落ち着いた感じがして好みなのでこちらにした。
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上の組み合わせで使い、暑くなったらNATOストラップやステンレスブレスに替えていたが、また寒くなってきた。アリゲーターのベルトは高級感があって深みのある色で本当に素晴らしいが、もうちょっと青みがあってもいいかなと思っていた。でもまあ、それだけのために買い替える必要もないかとも思っていたが、記事「中国の通販サイトAliExpressで時計ベルトを買ってみた」シリーズで格安ベルトを何度も買っているAliExpressでちょっと面白いものを見つけた。Dバックルに何か見覚えのある“T”の字が・・・。値段も手頃だったので買ってみた。
なんじゃこりゃー。こんなものわざわざパクるかなあ、TISSOT(ティソ)のOEM品が流れてきたのか、真相は闇の中だが、とりあえず私の時計もTISSOTなので合ってはいる。
アリゲーターと比べると値段は1/15くらいで大幅グレードダウンだが、青みは感じられるようになった。高級感を出したいときはアリゲーターに替えよう。
こちらも両開き/観音開きで、パチッと留めるスナップ式だ。開閉ボタンがない分、すっきりしている。そのうち壊れそうな気がする。
私は持っていないが、両開き/観音開き以外にステンレスブレスと似た片開き/三つ折れもある。
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