私にとっては腕時計とはおもちゃのようなものだ。記事「ザ・実用品な日本とドイツの時計 あるいは俺の(ほとんど)完璧な時計コレクション」に書いたような実用品であることは大前提で、その上色々と遊ぶこともできる。
私の手持ちはバラバラで、着ける時計によって気分も変わる。服装も変わることがある。TPPOに合わせて時計を替えるというのとは似ているようでちょっと違う。ごっこ遊びのようなもの、コスプレよりも手軽な変身ベルトだ。ときには紳士に、ときには乱暴者に、ときには冒険者に・・・。
一枚目の画像はこれほどタイプが違うのに私の好み、白黒シルバーという共通点がある。デビルは正装にも使えるだろうけど、使う機会は今のところないね。
ベルト交換はよくやる。記事「中国の通販サイトAliExpressで時計ベルトを買ってみた」シリーズや、一本で色々替えたのは記事「SEIKO メカニカル SARB033 プアマンズグランドセイコーと揶揄されながらも国内外で高評価」の時計だ。着せ替え人形みたいなものだが、意外な組み合わせを思いついたりすることもあり、楽しい。
そしてカスタム。部品を交換したり、塗装したり、合体ロボのようなもの。自分好みに改造すれば愛着も湧く。パイロット風、ドレスウォッチと来たからあとはダイバーズウォッチか。
でもねー、私のやっていることはすでにあるものを組み合わせているだけなんだよね。カスタムにしてもすでにある時計の影響からは逃れられていない。最近凄いなと思ったのは雑誌 所ジョージの世田谷ベース45 特集「世田谷ベースを彩るお気に入りの時計たち」の表紙にも載っているクラッカーウォッチね。爆笑した。絶対頭おかしいでしょう(褒めてる)。単に奇抜なだけではなくて、ヴィジュアル的にもいい味出している。
所ジョージの時計観、自分の中での満足を大切にというのは私もとても共感する。私のは完全に自己満足だからね。ジャンクのパーツならあるので、レジンでオブジェを作るか、クォーツ化するか、何か遊んでみたい。