星空写真の撮影とソフトフィルター加工

カメラって凄いね、目に見えないものが写ってしまうんだね。記事「当ブログのヘッダーと背景の画像変更」に書いたように背景が自分で撮ったものなのだが、これだけ写ると楽しい。肉眼ではこのようには見えない。

参考にした本は『星を楽しむ 星空写真の写しかた』大野裕明 榎本司 誠文堂新光社)だ。

星空撮影の場合はISO800~3200、ノイズリダクションON、手ぶれ補正OFF。スマホのアプリからリモコンでシャッターを切れるのでブレなかった。ピント合わせは拡大して、必要に応じてルーペも使う。露光時間については表が載っていたが大体10秒くらいでしょという感じで、ISO800で普通に写った。あとは絞りを開けたり絞ったり。

使ったのは明るいレンズ。記事「OLYMPUS PEN-F アレコレしたい!」にVoigtländer(フォクトレンダー)の35mm換算50mmも買う気満々と書いたが、それを買った。F0.95のNOKTONを。

開放すると肉眼では見えなかった雲まで写っていた。四隅が暗くなっていて、端の方の星が歪んでいる。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

少し絞るとこんな感じ。完全ではないが開放よりは星が点に近くなった。

オールドNIKKOR(ニッコール)をちょくちょく買っている。安いからというのもあるのだが、レトロデザインが気に入っている。特に星空用に買ったわけではないが右がF1.4の明るいレンズなので、こちらも持って行った。

nikkor

フィーリングで撮っているのできちんとデータを残してないが、これはNIKKORで撮ったもの。

フィルムで撮ると光がにじむがデジカメではにじまないのでソフトフィルターを使うとよいと『星を楽しむ 星空写真の写しかた』に書いてあった。私は持っていない。加工でなんとかなるんじゃないかなと思って調べてみた。「星空」などのワードを入れなくても「Photoshop ソフトフィルター」と検索するだけで一番上に出てきたので、こちらの通りにやってみた。

 星空撮影にソフトフィルターは不要!Photoshopの星にじませレタッチ方法

加工前。

カラーバランスも変えてある。2階調化する境界のしきい値を説明の通りにすると星が少なくなったので私は少し低めにした。途中、ぼかしの効果が強すぎたかなと思うところもあったが、後の方で調整できる。

明るい星がにじんだ。

適当に撮ってもある程度ちゃんと写った。ただ、帰ってから拡大して見ると星が点ではなく伸びていたので露光時間をもっと短くしてもいいかも。一応星空アプリは入れて行ったんだけど、どれが何という星でどういう星座なのか把握していなかった。撮れる場所で撮ったという感じ。その辺を勉強すればもっと楽しくなりそうだ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。