古典的なステップベゼル

記事「アロー針のレトロなダイバーズウォッチにトロピックタイプのベルトを合わせたい」にリンクを貼ったOUTLINE(アウトライン)のコンプレッサーダイバーの説明を読んでいたら、見覚えのあるものが出てきた。

ベゼルが階段状に段差が付いているステップベゼルというもので、1940年代のLONGIN(ロンジン)の時計などに多い仕様で、当時は高い切削技術を要した仕様だったため高度の技術をもつメーカーしか表現できなかったこともあり、アンティーク愛好家にも一目置かれるているディテールだそうだ。

記事「兵隊でもないのになんでミリタリーウォッチなんか欲しがるの? PART3」のWITTNAUER(ウィットナー)がこれだった。ステップベゼルという言葉は知らなかったが、あまり見かけない形状で、カッチリ削り出した感触がかっこよく感じた。WITTNAUERはLONGINが展開した廉価ブランドで、確証はないがおそらく1940年代のものだ。

ウィットナー ミリタリーウォッチ

改めて見てみた。小さい時計の細いベゼルが二段になっている。当時の技術の結晶なのだということを知ると、より気に入った。

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