私は基本的に腕時計のベルトは革が好きで、汗をかく時季はナイロンをよく使っていたが、記事「中国の通販サイトAliExpressで時計ベルトを買ってみた PART3」でステンレスブレスを付けてみていい感じだったので、他のにも付けたくなってきた。
下の画像の右二本、VANTAGE(ヴァンテージ)のヴィンテージ・ダイバーズウォッチに似合いそうなものを選んで取り寄せた。本当はライスブレスが欲しいが、ほぼ売ってなく、オークションでは高値になる。
オレンジの夜光が残っていて状態がよいものにはジュビリータイプ、夜光が抜けて白黒シルバーですっきりした感じの方にはシャークメッシュを付けた。
18mmはなかなか売ってないので、ジュビリーの方はAliExpressではなくヤフオクでタイの出品者から買った。表面はあまりきれいではない。ベルト調整、板バネ式(4コマ調整可)と記載があったが、板バネを抜いても分解できる構造になっていないようだった。商品の説明に4コマ調整可と書いてあるくらいだから出品者は調整したことがあるのだろうと思い、問い合わせてみたが心許ない返信しかなかった。バックルの微調整で一番短くしてもまだかなり緩いが、何とか使えないことはない。時計屋に見てもらうかな。
シャークメッシュはAliExpressで千円くらいのもので、おそらく国内の通販で三千円くらいで売っているものと同じだと思う。チェーンを編んだ感じなのかと思っていたが、結構がっちりした部品の組み合わせだった。これの調整は切るしかない。そう簡単には切れない。ニッパーを使ってかなり頑張ってなんとか切り、サイズは丁度よくなった。
切るときに残す部分が歪んでしまい、修正が必要だった。後になってからレビューを読み、切るのは時計側ではなくバックル側の方がよいとか、ワイヤーカッターという工具を使うとよいという情報を知ったが、ちょっと遅かった。
今までベルト交換ではうまく行くことの方が多かったので、たまにはまあこんなものかなというときもある。どちらも見た目はいい感じになった。
針の夜光塗料が抜けているのはマイナスポイントだと思っていたが、ヴィンテージ風の腕時計を出しているVAGUE WATCH Co.(ヴァーグ・ウォッチ・カンパニー)でわざわざこの状態を再現しているものがあり、こういうのをありがたがる人もいるようだ。
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