私は時計雑誌をあまり買わないが、WATCHNAVI 2021 Springの「スマホ&100均グッズでインスタ映え! 時計のきれいな撮り方講座」が面白そうなので珍しく買った。腕時計を撮っているとケースに自分の指が写り込んでしまったり、光源の逆側が暗くなりすぎてしまったりすることがあるので興味惹かれた。これをやってみよう。
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Watch Shooting
用意するもの
1.ランチョンマット
私が行った100円ショップにいい色のランチョンマットがなかったので、持っていたフェルトで代用した。
2.PPシート
3.A4ファイルケース
4.手鏡
普通の三面鏡がなかったが、LEDライト付きのがあった。ちょっと高いが照明にもなりそうなのでこれにしてみた。
5.スマホスタンド
持っていた。
6.ブルートゥースリモコン
ブルートゥースではなく線でつなぐものにした。こちらの方がデザインが好みだ。デフォルトのカメラでは使えるが、記事「ProCameraを使ってみよう iPhoneの有料カメラアプリ」のアプリでは使えない。
7.マジックテープとゴムバンド
なくてもいいんじゃない?と思って省略したが、繰り返し使う利便性を考えると書いてある通りにした方がよさそうだ。
8.ペンライトと電池
これも持っていたが、光が電球色だった。白色のを買った方がよさそうだ。
9.アクリル板
私が行った店にはなかった。とりあえずなくても問題ない。
10.黒手袋
アウトドア用のがあるから買わなくてもいいかと思ったが、暑いし操作しにくいから買っておいた方がよさそうだ。
11.エアブラシ
持っていた。
12.LEDライト
具体的なやり方はWATCHNAVI 2021 Springで。いざやってみると結構難しい。
失敗例から載せてみよう。サンレイダイアルならこのくらいダイアルに光が入っていもいいかもしれないが、この時計は真っ黒にしたい。
何かが写り込んでしまう。
フィルターをかけ、写ってしまったホコリを修正した。なかなか納得できる出来にはならない。一応、パパッと撮りましたという感じではなくひと手間かかっている雰囲気にはなった。
記事「SINN(ジン)556.A コクピットクロックのような質実剛健ドイツ時計」の時計
腕時計は買って終わりではなく、コーディネートする楽しみ、ベルトを替える楽しみ、カスタムする楽しみがあったが、撮影という新たな楽しみが見つかった。面白いのでこれからもやっていきたい。
《追記》
これもあまり納得できる出来ではないが、練習なので載せておこう。ダイアルとベルトに力入れたけど、ロゴと針がいまいちだな。被写界深度浅いのをやりたいんだけどなかなか難しい。実は撮影スペースが狭いのできちんと三脚を使っていない。そこなんとかしたい。そしてまた撮ってから気付くホコリね、修正した。時計を拭いてはいるんだけど、より入念にしなくてはならない。
記事「SEIKOメカニカルSARB033に似た感じのクォーツあったんだ、知らなかったよ」の時計
(2021年6月1日)
これ、左のカフリンクスが真っ黒なのでリベンジしたかった。
写り込みを避けながらロゴを光らせるのが大変だった。やっぱり黒手袋要るな。
記事「SEIKO メカニカル SARB033 プアマンズグランドセイコーと揶揄されながらも国内外で高評価」の時計
(2021年6月4日)
この時計の記事もちょくちょくページビューがあるので撮ってみた。リューズの石を青く光らせるのが難しい。
記事「CARTIER(カルティエ)タンクにそっくりのパクりウォッチ発見」の時計
(2021年6月8日)
黒手袋を買った。まずは、こういうことよくあるよねーという失敗例。ベゼルの4~5時あたりに指が映っている。
なんとか★★★を光らせて立体感を出した。
記事「緑のORIENT(オリエント)スリースター★★★ VEGA」の時計
記事「イギリス軍ガスマスクバッグ MK VII 今度は本当にインディ・ジョーンズ・バッグ」のバッグ
(2021年6月16日)