アールデコ風な腕時計のベルトを金属からトカゲ革に付け替えてより優雅な雰囲気になった

前の記事「オリエントのシャンドールという腕時計を中古で買ったが古すぎて時計屋でもベルトの調整ができなかった話」で、買い換えるベルトを金属にするか黒い革にするか茶の革にするか、1930年代、40年代の腕時計の画像を色々見て検討した。革ベルトが多数派だ。昔の時計にも金属のベルトはあるが、現代のようなゴツいベルトではない。濃い茶のリザード革が合いそうだ。

通販サイトで目星をつけて、探しに行った。バンビというメーカーのものが大抵の店にあり、大抵割引されている。バンビの茶色のリザードにも数種類あり、幅が平行のものとスラッとしているもの、個体差で色が明るめのものと暗めのものがある。何軒か回ったが、これだというものがなく、最後は昨日と同じく、地元の昔からある店に行った。そこにちょっと高めだが色も模様もよく、スラッとしていてよいベルトがあった。だが美錠(ベルトを留める金具)がゴールドだったので、店の主人にシルバーのはないか聞いたところ、「そりゃあどっちでも大丈夫、プロだから」との力強いお言葉。パパッと交換してもらった。通販サイトではこうはいかない。

トカゲ革 リザード ベルト 腕時計

ベルト代も入れたら予算オーバーしているが、妥協しなくてよかった。これでより優雅なアールデコ風になった。

《追記》
この記事を書いた頃はまだ時計についてそれほど詳しくなかった。上の時計はアール・デコ期のデザインではないが、直線的なのでアール・デコっぽく感じていた。その後、ますますアール・デコな時計が増えてゆくこととなる。

腕時計 トノー型 スモセコ
(2018年11月30日)

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