『田中長徳 PENの本』に澁澤龍彦の名が

『田中長徳 PENの本2』(impress mook)を古本屋で見つけた。存在は知っていたが私の愛機PEN-Fが出る前の本で、買うほどでもないかなと思っていた。中を見るとこれがPENの紹介というよりは田中長徳のエッセイ集であり写真集だ。当時の機種を持っていなくてもPENユーザーとしては興味深い内容なので、それを買い、『田中長徳 PENの本』も通販で注文した。

で、届いた『田中長徳 PENの本』を読んでいたら最初の方にいきなり澁澤龍彦の名前が出てきた。40年前に澁澤龍彦を撮影したこと(この本は2009年発行)、大文学者というよりぶらぶらしている文学青年の印象があったこと。そして田中長徳本人による注には「サドの訳者として著名だが、あたしは「さかしま」(フランスの作家、ジョリス・カルル・ユイスマンスの小説)の訳者として評価。澁澤邸に酔っぱらって一泊したのはあたしの20歳の頃だが、以来大ファンになる」とある。

こんなところで私の趣味がつながるとは! やっぱりカメラには見る/見られるエロティシズムというものが絶対に存在する。そしてレンズ遊びはまさに『さかしま』の主人公デ=ゼッサント的。そういうところに惹かれたのだろうな。

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ところでデジタルPEN-Fは元々PENとしてデザインされたわけではない。

PEN E-P5の方がフィルムPEN-Fに近いので欲しい気もするがすでにデジタルPEN-Fがあるしな。レンズが色々あるからサブではなくツートップとして買ってもいいが。

『田中長徳 PENの本』になんとかというかわいいお嬢さん(編集部注:宮﨑あおい)と書いてあるのが笑った。そのCMがこちらだな。PENをポケットに入れる所作。

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